パビリオンの外観を飾る上海の鳥瞰写真をはじめ、不思議な都市風景の写真がずらっと並んで楽しかった。その多くは、ごちゃごちゃに積み重なった家、タイヤ捨て場など、これまで醜いとされてきた風景の面白さを再認識させるもの。そして可笑しかったのは、都会人の不自由な生きざまを皮肉ったRobert & Shana ParkeHarrison の創作写真である。木片をつなげて湖に道を作る会社員風の男は、理屈優先で練られた都市計画を象徴しているように見えた。
※Robert & Shana ParkeHarrison の写真はこのサイトで詳細が見られます。
さて、この連載も残すところあと2回となった。最後は日本館の展示内容を振り返りながら、建築と都市の未来について考えることにしよう。
|