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第24回 TN プローブ・サロン 「縮小都市の診断、その処方箋 ― perforation (穿穴) ―」

講師:岡部明子(建築家、千葉大学 工学部 助教授)

人口減少時代を迎えた今、拡大成長を前提にした近代都市計画で、現代的な都市問題に対処することは、難しくなっています。このような中、欧州ではいち早く、都市が縮小、衰退していく現実から目をそらさず、むしろこれを好機とし、持続可能な社会に向けて、根本的な転換への動きがはじまっています。

欧州都市の中でもバルセロナやライプチヒでは、空間的なゆとりが都市の質を高めるという理念のもと、既成市街地にできてしまった「穴」を「埋めていく」従来型の都市再開発ではなく、「穴」をあえて「穿つ、開ける」手法で再生させ、その著しい成果は世界の注目を集めています。

本講演会では、EU諸国の地域政策研究の第一人者である岡部氏が、これらの都市における都市状況を把握するシステムや、市街地が減少する事を前提とした都市再生の方法を検証していきます。
「穴を穿つ」開発とはどのようなものなのでしょうか。日本において、豊かさを維持しつつ、賢く縮小する都市を計画するための処方箋はあるのでしょうか。


モデレーター: 饗庭伸
(首都大学東京 都市環境学研究科建築学専攻研究員)
 
既存5街区を撤去してつくられた15,000m2の広場の通り。
(バルセロナの疲弊地区ラバル)
出典:Illa i Rambla del Raval, Foment Ciutat Vella
 

撤去中
©Antonio Lajusticia
 

開催日時 2006年6月23日[金] 18:30〜20:30(開場18:00)
※20:00を過ぎると入場できません。
 
会場 大林組内3Fホール
東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟
(JR・京浜急行 品川駅下車徒歩10分)
地図は こちら
 
定員 200人
 
入場料 無料
 
主催・企画 TN プローブ
 
申込方法 申込受付は終了いたしました。
 
問合せ先 TN プローブ
tel. 03−5769−1020
mail. info@tnprobe.com
   
※スピーカーはやむを得ない事情により、変更する可能性があります。

講師プロフィール
■岡部明子(おかべ・あきこ)
建築家、千葉大学 工学部 助教授(専門:都市政策、空間計画)
東京生まれ。1985年東京大学工学部建築学科を卒業後、スペイン給費留学。
磯崎アトリエ(バルセロナ)を経て、1990年、堀正人とHori & Okabe, architectsを設立。東京大学大学院新領域助手を務めた後、2004年より現職。「サステイナブルシティ」を切り口にEUの地域政策・環境政策について研究している。
主な著書に、『サステイナブルシティ――EUの地域・環境戦略』(学芸出版社、2003年)、『持続可能な都市』(共著、岩波書店、2005年)など。
岡部明子
■饗庭伸(あいば・しん)
首都大学東京 都市環境学研究科建築学専攻 研究員(専門:都市計画、まちづくり、都市政策)
1971年兵庫生まれ。早稲田大学建築学科を卒業後、川崎市役所専門調査員、早稲田大学助手を経て2000年10月より現職。山形県鶴岡市のマスタープラン作成や中心市街地の活性化、東京都内の事前復興まちづくりに関わる。2004年に「都市をたたむための都市計画技術」で日本建築学会の論文競技入選、2006年に「都市をたたむ時代のアーバンデザイン原理」で地域開発センター500号記念懸賞論文優秀賞受賞。近著に、『まちづくりデザインゲーム』(共著、学芸出版社、2005年)、『地域協働の科学』(共著、成文堂、2005年)など。
饗庭伸
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