MoMA(ニューヨーク近代美術館)では21世紀に向けた大規模な拡張計画にあたって、世界の10組の建築家を指名し設計競技を行った。MoMAの建築は設立以来、「近代美術(Modern Art)の理解を目に見える形で表現する」使命を担い、「モダン」ということばの歴史的解釈を建築で体現させてきた。この意味で、設計競技において建築家に求められたのは、改めて21世紀の「モダン」を再考、追求し、MoMAの歴史への理解と更なる継承を次世紀へつなげていくというエポック・メーキングな役割であった。
本展は、最終審査に提出された谷口吉生の当選案とともに、最終候補者であった他の2組の建築家(ヘルツォーク&ド・ムーロン、バーナード・チュミ)の提出案を、模型、図面、スケッチ等により紹介し、21世紀の「モダン」とは何か、次なる時代における現代美術館のあり方とは何かという問いに対する回答を示したものである。
※本展はニューヨーク近代美術館の協力のもとに開催されました。
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